Raspberry Pi OSのBookwormでは、ウォッチドッグ設定は、/etc/systemd/system.confを編集することで可能です。
Bookwormでのウォッチドッグ設定
/etc/systemd/system.confをエディタで開き以下のような設定を追加で記述してみてください。
RuntimeWatchdogSec=10
RebootWatchdogSec=2min
上記は、異常を検知してから10秒後に再起動し、再起動してからウォッチドッグが再開するまで2分という意味の記述です。
再起動後にウォッチドッグ設定が有効になります。
ウォッチドッグの動作テスト
何らかの原因でシステムがフリーズした状態になったとき自動的に再起動すればウォッチドッグが正常に動作していることになります。
この「何らかの原因でシステムがフリーズした状態になったとき」を意図的に発生されるコマンドがフォークボムです。
ウォッチドッグのテストは、コンソールからフォークボムを入力して行います。
フォークボム
:(){ :|:& };:
{の後ろと}の手前には半角スペースがあるので注意してください!
ウォッチドッグテスト時のイメージ動画
実際にウォッチドッグが動作しているか、コンソールからフォークボムを入力してチェックしたときの動画です。(全角文字の部分は、日本語フォントがないため■で表示されています)
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