わたしの利用している双眼鏡は、ケンコーSG EX 7×18という倍率が7倍のフリーフォーカス双眼鏡。
フリーフォーカスというのは、ピントを合わせることが出来ない双眼鏡だ。
一応フリーフォーカス双眼鏡商品の売り文句には、「ピント合わせが不要!」などと謳ってはいるがそれは、「自身の眼のピント調整機能を使って合わせる」という年寄りには不利なフォーカス方式なのだ。(笑)
だから基本的にフリーフォーカスの双眼鏡はピントが固定と考えた方が早い。
結論から言うと、フリーフォーカス双眼鏡のレンズ中央で見ると遠くのものにピントが合う。
レンズ中央より上下(レンズの端の方)の位置に自分の眼をずらしてみると近くのものにピントが合う。(この位置ずらしピント技は、老眼の人の方がより効果を感じるであろう)
実際に利用するときは、普通に双眼鏡をのぞいた状態で、ピントが合わないと感じたら上目遣い(あるいは下目遣い)でのぞくと、割と近くのものにピントが合って見える。
ピント合わせという余計な機能が無い分、フリーフォーカス双眼鏡はコンパクトで使いやすい。
普段わたしは野鳥をみるために利用しているが、さっと見ることができて便利だ。
長年使っていてこの技を編み出した。(というか気づいた)
この技を知ってから、よりこのコンパクトな双眼鏡が好きになった。
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