ノーリツOTQ-3701Yでエラー110と120が出る場合:マニュアルに書いてない原因

ノーリツOTQ-3701Yでエラー110と120が出る場合:マニュアルに書いてない原因 ハウツー

我が家のノーリツ石油ふろ給湯機OTQ-3701Yは、2014年から使い始めて6年経った。
6年間特に故障らしい故障はなかったのだが、最近頻繁に110というエラー番号を表示してボイラーが停止する現象が発生した。

110エラーを手元の取り扱い説明書で調べると「燃焼制御装置の非検知」とある。
燃料が入っていない場合も出るらしいが、灯油タンクは満タンだ。
最初は1週間に1度くらいの割合で110エラーが出る位だったのでそのまま無視しておいたが、次第に毎日出るようになり、とうとうシャワーを浴びている最中に3,4回ほど110エラーが出て止まるようになってしまった。
ボイラーのパネルを開けてみたが、さっぱり分からないので、ノーリツコンタクトセンター(0120-911-026)に電話して修理を依頼した。
結果的には、取扱説明書にある110エラーの原因、燃焼制御装置の非検知ではなくボイラーを制御する基板のリレースイッチの不具合によるものだった。修理後、問題なくボイラーは動いている。
以下は、修理報告メモ。

修理依頼(初回)

原因がわからずとりあえず燃料検知のセンサー交換となった。
しかし、状況は変わらず。しかもエラー110に加えエラー120も発生するようになった。

修理依頼(2回目)

基盤部分をはずした時、基盤の角度によってスイッチが入ったり入らなかったりする現象がある事が判明。
昔の故障したテレビみたいに、基板上のリレースイッチがある部分をチョンと叩くと燃焼スイッチが入りボイラーが動作する。基盤を傾けて角度を変えるとスイッチが入ったり入らなかったりした。何らかの原因でリレースイッチのONとOFFが動作したり動作しなかったりしていたようだ。
燃焼制御装置は、3回連続してスイッチが入らないとエラー110や120を表示する、との事。
基盤上のリレースイッチ部分のみの交換は出来ないため、基板一式を交換となった。

以後、何事も無かったかのようにエラーは出なくなった。
代金は初回の修理が関係のない箇所だった事もあり、2回目の修理代金だけで済んだ。(約3万円とちょっと)対応してくれた修理の方は説明も詳しくて、とても感じのいい方でした。

以下、ボイラーの写真つきで故障部分を説明。

OTQ-3701Yは、こんな外観。
ノーリツOTQ-3701Yでエラー110と120が出る場合:マニュアルに書いてない原因

パネルはプラスドライバーで2本のねじを回せば簡単に外せます。
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パネルを外した状態。(配線が多く、割とごちゃごちゃしていますが、修理の人曰く、昔に比べると配線は色分けされていたりするので分かりやすいとの事)
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問題の基板の箇所。(基盤は2本のねじでとまっているだけです)
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今回故障していたリレースイッチ部分は基板上の黒い部品です。(ここをチョンと叩くとスイッチが入りました)
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交換は、修理の方がものの10分ほどでやってくれました。

6年経ったので一応オイルフィルターは自分で交換しておいた。(かなり汚れていました!)

オイルフィルターこの部分。(下から見て時計の反対方向に回すとすんなり外れます)
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これを機に灯油タンクの水抜きもした。(白いキャップを下から見て時計の反対方向に回すと外れます。送油レバーを止めるにして行ってください)
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以上、ノーリツOTQ-3701Yでエラー110と120が出る場合:マニュアルに書いてない原因でした。

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