スイセンはちょうど4月が見頃だ。
スイセンの葉はニラとは良く似ていて区別がつかない。ニラ特有のにおいがない意外は。
娘と庭に咲いたスイセンを見ながら
「スイセンは、花が無いとニラに似てるねぇ。タマゴと炒めて食べたら美味しいのかなあ」
などとのんきに話をしていた翌日、新聞記事に「スイセンの葉をニラと間違って食べ食中毒」という新聞記事の見出しを目にした。
いい歳をしたわたしは、<スイセンの葉は食べると食中毒をおこす>という事実を知らなかったのだった。
同じ記事を見た妻は、「この時期ぜったいいるんだよねぇ。こういう人!」としたり顔。
(「スイセンの葉=食べちゃダメ」は、常識なのか!!)
ニュース記事は、もしかするとわたし自身だったかもしれない。
わたしに似た新聞記事の人は、間違って食べたのではなくて、スイセンの葉に挑戦してみたかっただけなのかもしれない。
身近な自然に対する知識というのは、生きていく上で大事だ。
ある人にとっては当たり前の事実が、ある人にとっては知らないこと・・・ではすまされない。
子どもの頃に知っておくべき事は多くある。
知識がない、というのは時に犯罪にもなる。
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