妻が買い物に行くというので、「ついでにみの買ってきて。これくらいのやつ」と伝えたら、妻が買ってきてくれたのは「のみ」だった。
これは妻が正しい。わたしがのみをみのだと勘違いしていただけである。
ところでこのみの...いやのみを何に使うのかと言うと、特に決めているわけではない。昔からのみを使って柱のほそ穴を削れたらかっこいいなあ位に思っていたので、憧れのような気持ちで使えもしないものを買ってきてもらったのだ。(ほぞ穴で合っているよね、まさかぞほ穴とかではないよね)
道具や工作用具は、使いようによってはかなり有用だ。先日も昭和の台所にあったような四人掛けのテーブルの使われなくなってレジ袋かけにしかなっていない赤い椅子を、加工した。
このような椅子。(これはこれで味がある)
まずは足をぶったぎったのだ。
これにはのこぎりを使った。侍とかゴムボーイなど、最近ののこぎりはかなり気持ちよく切れる。
こんなやつ。
ところで、この椅子はパソコンに長時間向かう時に重宝していたのだが、背もたれに寄り掛かると背もたれが取れそうになる事件が発生したため、背もたれと椅子をつなぎ合わせている部分に六角ナットと補強用の金具を使って修理した。
これで安心して背もたれに寄り掛かることが出来るようになった。
この作業には、穴あけドリルとレンチなどを使った。
わたしが一番好きな工作用具は、釘やネジである。
釘やネジは壁や柱に打ち付けただけで、即物掛けに代わる。
このブログを書いているパソコンだって、ネジでつなぎ留められている。
パソコンの中にどれだけのネジがあるか数えたことがあるだろうか?(わたしはない!)
ほかにもその作業だけに特化した工具類が沢山ある。特化したという点が魅力的なのだ。
もちろん、鉛筆やシャープペンシル、ボールペンなどの書き道具も無くてはならないものだ。(消しカスはいらないが...)
わたし自身は不器用な方なので、道具を生かせているかどうかは分からないが、少なくとも先人の作った道具の恩恵に生かされている事は確かだろう。
一体、1年間にどれだけこのプラスドライバーとボールペン立てに触れているだろうか?
道具は偉大である。
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