気づいた時には遅すぎる、ということはよくある。
近所から頂いた沢山の瓜をもてあましていた。
炒めて食べても美味しいと言われて炒めて食べたが、まだまだ沢山ある。
瓜なので、漬物に出来るだろうと考えた。しかし、わたしは漬物を作ったことがないので、どうしようとなった。
小学生の頃に祖母が白瓜をよく漬けていた。わたしもよく手伝いをした。
おぼろげながら憶えているが、記憶は遠くなってしまった。祖母はもういない。
では、今度実家に帰った時にでも母に聞こうか、と考えてハッとする。
母も亡くなっていることに改めて気づく瞬間だ。
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