これからも、たくさん失敗するんだろうなあ、と思う

失敗を恐れているなぁ、と思う。
学生の就職活動をみて時々感じることだ。
いつでも「挑戦」は「自己責任」への裏返しだ。
挑戦の数だけ、失敗がある。
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【写真/2011年1月30日 勝田マラソンに挑戦したカツトシ君】
先生の言う事をうのみにしないで、どんどん自分の思ったように行動した学生は就職をきめた。
誤解を恐れずに言えば、先生の言う事を素直にきくような学生は就職などできない。


仮に就職出来たとしても、すぐに辞めてしまう。
なぜなら、物事を自分で決めていないからだ。人任せにしてしまっている。
だから、先生の言う事を素直にきいて、その通りに行動する学生は何も考えていないに等しいと思う。
わたしは、時々彼らに質問をする。
「君はどう思うのか」と。
自分の身の回りの事や未来に対して、自分で何も決定しないのであれば、誰の人生かと思う。
もう1つ言えば、「挑戦」をしないでいて、誰の人生か。
わたしは、会話が上手な方ではない。
時々、ぶっきらぼうに相手に言葉を投げてしまうことがあり、相手を不愉快な気持ちにさせ、よく反省する。
同じ言葉を使っても、10人が10人とも振り向いてくれるわけではない。
これからも、たくさん失敗するんだろうなあ、と思う。
言葉は大切だ。しかし、相手の気持ちになることは、もっと大切かもしれない。

わたしは、仕事上「先生」などと呼ばれているが、自分のことを先生だと思ったためしはない。
先生らしくなったね、などと言われるようになったら、終わりだとさえ思っている。
これは、わたしの「挑戦」のひとつだ。

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