詩:知らない夜空

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機械の身体がただで手に入る星 長崎瞬哉(詩人)

知らない夜空

君が近頃、星を見なくなっているとしたら
ちょっと今夜、夜空を見上げてみるといい。

星が見えたかい?
ところでそれは、君が知っている星空だったかな。
そう、夏なら白鳥座が、冬ならオリオン座が見えただろうか?

たぶん見えないだろう。君の知っている星空は。
だってここは地球じゃないから。
君が生きてきた星じゃないから。

…… 驚かせてごめんよ。全部うそ。
でも、考えてみて欲しい。
自分がずっと信じてきたものが、変わってしまうこと。
自分が変わらなくても、世界は変わっていくこと。

君はふたたび夜空を見上げる。
晴れるといいな。

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