「つまり僕は恋愛相談に来たんだよ。あんなメッセンジャーRNAにも満たない仕事一つのみで、僕が来るとでも思っていたのかい?まあ、妹さんに会えたのは僥倖だったけどね」
『涼宮ハルヒの驚愕』 谷川流/著
2011年6月刊行の『涼宮ハルヒの驚愕』で、COVID-19(新型コロナウイルス)ワクチンに利用された技術であるmRNAが出てくるセリフがある。(ちなみに上記のセリフはキョンの親友佐々木のもの)
COVID-19のmRNAワクチンの技術はつい最近できたものではないことがうかがえる。
DNAは生物にとって機密情報。昨今のIT企業のように直接外部には持ち出せない。
このDNAデータを外部で利用するためにmRNAに書き写して使う。だからmはメッセンジャーという意味を持つ。
mRNAは決して新しい技術ではなく30年来の研究の成果とのこと。
新型コロナのmRNAワクチン 知られざる30年の開発史 日経サイエンス - 日本経済新聞
あと10日ほどで今年のノーベル賞が発表される。今年の授賞テーマの最有力候補と目されるのが「メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチン」だ。mRNAワクチンは新型コロナウイルス感染症で初めて実現した。たった1年で完成したように見えるかもしれない...
参考
https://www.snohd.org/ImageRepository/Document?documentId=6074
コメント