約束と信用/走れメロス

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ふつう、人との約束を3回やぶったら、信用はなくなる。
今までの人生を振り返ってみると、わたしは信用のない人間だと思う。


人から信用を得るには、約束を守ることだ。
当たり前のことで誰でも知っていることだが、実践出来ている人は少ないと思う。
人との約束を守るために命まで懸けたことがわたしにはないが、世の中の美談はそうしたものも多い。
太宰治の『走れメロス』は、まさに約束を守ることに命をかけた物語だ。
メロスは自分の処刑を3日間だけ待ってもらう為に、友人を人質として差し出す。
3日かけてメロスは遠く妹の結婚式を挙げるために走り、自分が処刑される為にまた戻ってくるのだが、最後の最後に一度だけ諦めかけ、友人の死を考えそうになる。結果は友人の処刑の直前にメロスはたどり着くことが出来るのだが、その時、友人も一度だけメロスが来ないのではないか、と疑ったことをメロスに明かす。
人を信じるという行為は、人を疑うという行為の裏返しでもある。
わたしは人を疑ってかかるほうだが、その理由は人を信用して裏切られるよりも心が壊れないからだ。
でもたまに人を信用してみたくなる時がある。
そんな時は、その人に好意を持っている自分がいる。

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