無名な人の遺したもの

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わたしは有名になりたいと思ったことはないが、有名人だったらと考えたことはある。
その際、独りでいることが好きなわたしは、「有名人じゃなくて良かった」と心から思った。

有名な人が凄いものを遺した場合、その子孫もある程度社会的に有名になれる可能性がある。
無名な人が凄いものを遺しても、その子孫には特に何もないだろう。
ところで、有名でも無名でもいいからわたしは何か遺したいと思う。(財産じゃなくて)

ナスカの地上絵やイースター島のモアイ像ほど大規模でないにしても、百年後や千年後に驚きをもって迎えられるものを何か遺せないだろうか、とよく夢想する。
日本で見つかった宇宙人みたいな土偶などは驚くに値する。あれなら一人でも作ることが出来るんじゃないだろうか。
でも今同じ土偶を作ったらだだの偽造作品にしかならない。

わたしの祖父は長崎出身で石屋だったと聞く。

無名な人の作品 ©坂本貞夫
2012-05-04 at 08.19.44

生前、長崎の観光の名所でもある「めがね橋」などを手がけたり市に石像を寄付したりしたそうだ。でも「めがね橋」は有名だとしても、わたしの祖父は無名だ。
有名にはなりたくはない。(というか、なれない)
しかし、いつか自分の遺したものが

「これ千年も昔に作られたんだって。凄いね」

と言われてみたい気がする。

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