本を買って目眩がした

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本を買って目眩がした そういう気持ち

今使っている自作のデスクトップパソコンも10年が経つので、そろそろ新しく作り変えようかとネット検索をしていた。ネットでも自作パソコンの情報は手に入るが、大量の情報を見るのは疲れる。そんな時は、まとまった情報が手に入る本が便利だ。本を購入しようとアマゾンにアクセス。気づくと、自作パソコン向けの書籍購入ボタンを押していた。ネット検索を始めてから購入確定ボタンを押すまで約3分。ボタンを押した瞬間、わたしは今までの自分の生活をギュッと凝縮したような記憶が走馬灯のように(死ぬ瞬間じゃないけど)一瞬だけ頭をよぎったのだった。

どんな記憶が頭の中をよぎったかと言うと…

黒電話で友達と連絡をとって待ち合わせ場所を決めて、当日は時間に遅れないように少し前もって現地に到着して…なんてしていたっけ。でも今じゃスマホで「ごめん!ちょっと遅れる~」なんてSNSで連絡して適当なスタンプ押して終わり。約束の仕方もそうだが、行動も変わったし考え方も変わったよなあ。それに電話なんてほとんどしてないぞ。買い物だって手のひらでちょっと操作すれば出来るんだから。以前なら本の注文なんて個人じゃとても出来なかった。本屋に行って書籍の名前を告げて「1~2週間掛かります。到着したら電話連絡しますので、この予約票もってご来店ください」などと書店員に言われて帰宅したんじゃなかったか。今じゃ下手もするとさっき注文した本が明日にも届くかもしれない。しかも俺はさっき家を一歩も出ずに買い物をした。指先で2回ほどボタンをタップしただけだ。それで自宅に欲しかった本が届くのか。たかだか10数年で生活は大きく変わってしまった。父親世代の洗濯機やテレビが生活に入ってきた時だって生活は大きく変わったのだろうが、現代の生活の変化はそれ以上なのか以下なのか。今当たり前のように俺はこの便利な生活を受け入れているが、それになんの疑問も持たないのか。

アマゾンのボタンをタップした瞬間、目眩がした。

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