意図するダウンロードと意図しないダウンロード

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ダウンロードという言葉を学生に説明するとき、「ホームページを見るという行為もダウンロードですよ」といったことがある。自分でどこかのサイトにいってダウンロードというボタンをクリックすればダウンロードが始まる、というのは理解できてもホームページを見るという行為がダウンロードであると感じている人は少ない。

実際にTwitterを閲覧するのもダウンロードだし、YouTubeで動画を見るのもダウンロードだ。そもそも自分のスマホやパソコンにネット接続された別のコンピュータ(通常サーバと呼ばれる)のデータをコピーする行為がホームページを閲覧するということだ。ホームページ閲覧のことを、ホームページデータを自分のスマホやパソコンにダウンロードしている、と言い換えてもいい。通信速度がかつてより格段に上がったので、ホームページで動画や画像もサクサク見ることができるが、裏ではせっせとダウンロードを行っている。これらは使う人が意図しないダウンロードと言える。ダウンロードボタンをクリックしたときだけがダウンロードなのではないのだ。

先日、株式会社角川アスキー総合研究所というところが発表した「スマホでのコンテンツ視聴に占める広告の比率調査」が興味深かった。

「スマホでのコンテンツ視聴に占める広告の比率調査」を実施 主要Webサイトのデータ転送量、平均4割は広告
角川アスキー総合研究所ニュースリリース

データ転送量の約4割が広告

だったというのだ。この調査結果の前置きとして次の文があった。

インターネットのデータ転送量には、コンテンツのデータだけでなく広告のデータも含まれ、その広告データの通信料金も、ユーザーが負担していることになります。

引用元:https://www.lab-kadokawa.com/release/detail.php?id=0099

ユーザが負担している通信料金のデータのうち約4割が広告だとするなら、月5000円通信料に支払った場合、約2000円が広告代ということになる。わたしは自分でもサイトを運営しているので広告がいかにサイト表示速度を落としているかも知っている。最近は広告に動画も利用されることが増えたためデータ量も比例して増えている。見もしない広告のために延々とサイト表示時間を引き延ばされたあげくお金まで徴収されていたとは。(このサイトにも広告を設置しているので、非はもちろんわたし自身にもあるが…)

現状では意図しないダウンロードに対して代金の4割をもっていかれているのが、スマホでネット閲覧するという行為なのだ。

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