国家資格必勝法

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わたしは情報処理の国家資格を持っている。
資格の数で言うなら、3つ持っている。
自慢をしようとして、この文章を書いている訳ではない。念のため。
なぜなら、わたしは一つの資格取得に多い時で10回以上。同じ資格を10回以上も受けて、やっとのこと取得したからだ。

10回以上も同じ資格に挑戦すること自体、ある意味凄い能力といえなくもないが、普通に考えればアホだ。
傍目には、「あいつ馬鹿なんじゃないか」とか「もう諦めればいいのに」と思うのではないか。10回も同じ資格に挑戦し、合格してない他人がいたら、きっとわたしもその人のことを馬鹿にする。

わたしのように、効率悪く資格に取り組む人を少しでもなくしたいと思って、この文章を書きたいと思う。
合格に必要なこと。ずばりそれは、試験問題に対する考え方だ。
知識を伴う問題であれば、それは暗記するだけだ。
わたしが問題にしているのは、知識だけでは解けない問題のことだ。情報処理の国家資格で言うなら午後の問題だ。
情報処理技術者試験の場合、午前問題が知識を問う問題。午後問題は知識の応用として、長文読解が出題される。
わたしはこの長文読解問題にてこずった。

合格後によく考えてみると、それは長文読解に対する偏見のようなものだった。
試験時間中にわたしは出題された問題を理解しようとしていた。
問題文を頭から読み、設問の前のつまらない説明文を読んで問題全体を理解しようとしていた。
この<問題全体を理解しよう>という考え方が曲者だ。

試験に合格するには、制限時間内に適切な解答を導き出せば良いのだ。
決して、制限時間内に問題を理解することではない。

長文読解とは言え、問題は設問1、設問2…などと細かに分割されている。一度に全部の答えを出す訳ではないのだ。
設問1なら設問1を、設問2なら設問2の答えを出せばよいのだ。
わたしは「木を見て森を見ず」などという諺を知っていたものだから、国家資格においても「木を見て森を見ず」を当てはめてしまった。
出題された問題自体を理解しようとしていたのだ。
解答のヒントは、問題に隠されているということを忘れ、問題自体を最初から読み、一つ一つその場で問題の全体理解に努めていた。
試験中にすべきは、問題の理解ではなく、分割された設問ごとの答えが導き出せればそれで充分なのに。

合格したときにわたしがしたことは、以下2点。

1. 設問から見る。あるいは解答欄から見る。
2. 設問を読んで分からない所のみ、設問前の説明文を読む。

その設問の解答を導き出す、ということを徹底して行うために<設問あるいは解答欄から>見て、<設問を読んで分からない所のみ>説明文を読んだ。それだけだ。
わたしは物事の飲み込みが悪いので、10回以上試験を受けて最後の最後にこのことが理解できた。理解できたときが、試験中だった。
試験中にわたしは「はっ」となった。今まで何やってたんだ、と。
ところで、国家資格のための勉強というのは、考え方の面ではつまらない。
「森を見ないで、木を見る」ようなことをしたり、全体を理解しようとしないで解答を導き出すなどは、人生本当にそれでいいのかと思ってしまう。
実生活では、物事の理解に努めたいと思う。回り道をして悩みたいとも思う。
理解できなくても理解しようとする姿勢こそ、回り道をして悩んでいる部分こそが、自分の自分自身たるゆえんだと思うからだ。

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