世の中の人はみんな何らかの発達障害であると仮定する

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夫婦の一方が発達障害を持っている。
その事をお互いが知らずに生活していると、すれ違いが生じて発達障害を持たない方が「何で分かってくれないんだ」などと相手に不満をもち悩んでしまう。

そんなニュース記事を最近新聞で見かけた。
何年も共に生活していた夫婦の一方が発達障害であることが検査で分かり、長年相手に対して抱いていた不満の原因が分かった、とそのニュース記事は結んでいた。

わたしはこれを読んで、そのまま知らずに生活し続けたらとんでもない事件に発展していたかもしれないなあ、などと少し恐怖を感じた。

病院で検査しなければ花粉症と診断されないように、発達障害も意識して検査しなければ「発達障害ではない」と思って生きてしまうものかもしれない。
世の中の大多数の人は発達障害かどうかの検査などしていないのだし、先の夫婦のような例は事欠かないだろう。

この際、世の中の人はみんな何らかの発達障害である、と仮定して生活したらどうかと思う。
自分自身も含めて世の中の人は何らかの発達障害を持っていると考えれば、「あいつは何度言っても駄目だ」とか「何で分からないんだ」という不満が和らぎ、学校や職場で、あるいは夫婦間で人間関係が少しスムーズになるかもしれない。

わたしはこれまで自分が発達障害だとは思っていなかったが、これからは自分も相手も発達障害だと思って生きていくべきなんじゃないかと考えている。

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