それもまた旅なんだ

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2013-08-16 at 11.20.39
【写真】2013年8月16日11時20分39秒 茨城県大子町の川

若いときは、遠いところへ行って、初めての景色や人に出会うことが旅だと信じていた。
先日実家に帰省し、母の葬儀の準備をしていたとき、これもまた旅なんだと思った。

生まれ育った実家のある長野に、わたしは、高校生までしか住んでいない。
今は茨城に住んでいる。
母の葬儀の準備で、母の知り合いや近所の人に連絡をしようとした。ところが、わたしは母の知り合いも近所の人の家やその名前すらほとんど知らないことに気づいた。
通夜や葬儀の決まりごとなどは、地方によって違う。
わたしは茨城で過ごした期間が長いため、地元長野のしきたりや風習をほとんど知らなかったのだ。通夜や葬儀に来てくれた人たちは、わたしよりずっと母のことを知っていた。わたしが初めて出会う人が大勢いた。地元に住んでいたときなど、行ったこともない家に挨拶に行ったりもした。
初めて出会う人や初めての景色。これはまさに旅じゃないか。

自転車で日本一週すること。
飛行機で遠い外国に出向いて有名な風景を見ること。
これらは、皆旅である。
しかし、生きている間に地球上のすべての風景を自分自身の目で見ることが出来ないのであれば、身の回りで起きること、それらは皆旅なのかもしれない。

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