Ubuntuサーバのバージョン18.04 LTS Serverからは、固定IPアドレスやゲートウェイアドレス(ネット接続したルータなどのIPアドレス)を変更するには、/etc/netplan/50-cloud-init.yamlのファイルを書き換える必要がある。
手順
1.root権限でエディタを使って/etc/netplan/50-cloud-init.yamlを開く。
例)エディタnanoを使う場合
sudo nano /etc/netplan/50-cloud-init.yaml
設定例)サーバのIPアドレスを192.168.0.15、デフォルトゲートウェイアドレスを192.168.0.1に設定
※空白部分はTABを用いず、全てスペースで入力すること
# This file is generated from information provided by # the datasource. Changes to it will not persist across an instance. # To disable cloud-init's network configuration capabilities, write a file # /etc/cloud/cloud.cfg.d/99-disable-network-config.cfg with the following: # network: {config: disabled} network: ethernets: enp2s0: addresses: - 192.168.0.15/24 dhcp4: false gateway4: 192.168.0.1 nameservers: addresses: - 192.168.0.1 search: [] version: 2
2.書き換えた内容をUbuntuサーバに知らせる
sudo netplan --debug generate sudo netplan apply
わたしの場合、突然wgetコマンドやsudo apt updateなどで「 ホストアドレスを解決できませんでした。」のエラーメッセージが出て原因が分からず困っていたのだが、ネットにつながっていないことにようやく気付きこの作業となった。
原因はルータの変更により、Ubuntuインストール時に初期設定したままでデフォルトゲートウェイアドレスにアクセスしていたため。(正直全く気付かなかった。ネットは常につながっているものと考えてしまっていた。怖い怖い)
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