SF小説

面白かった本(小説)

本の感想:たそがれの地球

宇宙は、一度だって、人間のために存在したことはない。 『たそがれの地球』より
面白かった本(小説)

本の感想:夏への扉/ロバート・A・ハインライン

著者は、未来に行った主人公に、何度も「今の方がいい」と言わせている。 すなわち1970年より2000年の方がいいと言わせているのだ。
読んだ本

本の感想「中国・アメリカ 謎SF」

個人的に、コンピュータに意識は生まれるか?を扱った冒頭の「マーおばさん」が一番面白い。 電源を入れる。次に砂糖を入れる…と続く「マーおばさん」の起動手順は、笑ってしまう。
面白かった本(小説)

本の感想:ゲド戦記Ⅴ アースシーの風

若い頃につまらないと感じたことが、年を取るにつれ面白く感じたり興味深くなったりすることがある。年齢がある程度いったら分かるようなこと。そんな事が書いてあるのが Ⅴ「アースシーの風」なのかもしれない。
面白かった本(小説)

本の感想:果てしなき流れの果に/小松左京(著)

わたしが一番印象に残ったのは、物語の中で誰かが叫ぶ「歴史を変えることはいけないのですか?」というセリフ。
面白かった本(小説)

本の感想:たったひとつの冴えたやりかた

「ラノベ?」というくらい軽い文体だった。たぶん同年代の『星を継ぐもの』や『ハイペリオン』などよりはずっと読みやすい。軽い気持ちで読みはじめて最後には極めて深淵な問いがなされている。
面白かった本(小説)

本の感想:ハイペリオン

ハイペリオン ダン・シモンズ(著) 酒井昭伸(訳) 『ハイペリオン』は、1989年に米国で発表されたSF小説である。 本を見た時のわたしの第一印象は、「タイトルがかっこいい」である。 いきなり結論 最初に結論を言わせてもらうが、本書は500...
面白かった本(小説)

本の感想:幼年期の終わり

幼年期の終わり アーサー・C・クラーク(著) 福島正実(訳) SFの名作として知られている本作の感想をあえて2019年の現在に書いてみようと思う。 結論を言ってしまうと、本当に名作だった。(笑) 『幼年期の終わり』の概要 『幼年期の終わり』...
面白かった本(小説)

本の感想:星を継ぐもの

星を継ぐもの ジェイムズ・P・ホーガン(著) 池 央耿(訳) 本書は最後の最後、一件落着かと思われた時、大どんでん返しが待っている。しかも正当な方法の大どんでん返しだ。 『星を継ぐもの』のタイトルが頭を駆け巡る瞬間だ。この大どんでん返しは、...