54字の物語

長崎瞬哉(詩人)

54字:坂本さん

テニス部の坂本さんを街で見かけた。いつも髪を束ねているのに今日は下ろしていた。なんだか好きになってしまった。
好きなもの

頭の体操になる「54字の物語」

限られた条件の中で何かする、というのは俳句にも通じるもので、好きなものの一つ。 考えている時間が一番好きだ。
好きなもの

「54字の物語」は新しい俳句かもしれない

例えば、1文字足りないとどこに句読点をつけようか、あるいは言い回し変えようかと腐心する。ただの短い作文を考えているだけなのだが、制約がある分、どこかパズルみたいで、時間があっと言う間に過ぎる。