長崎瞬哉(詩人)

俳句:春風

田を渡る 風に白鳥 稲穂待ち
長崎瞬哉(詩人)

俳句:風

この風も 明日は誰かの 頬(ほお)なでる
そういう気持ち

光陰矢の如し

久しぶりに晴れた日ではあった。 しかし風がめっぽう強く、花粉も相当飛んでいるのだろうと思ったが、わたしは花粉症の症状がいまだに出てこないので実の所良く分からない。 春で風が強くて、という日はこれまで何度も経験してきた。 木や草や花が大きな風...
長崎瞬哉(詩人)

夏秋冬春夏

物事の終わりは辛気臭くていやですね。映画でも本でも終わりになってくるとなんだか寂しくなってくる。季節なんてのもそう。特に夏なんかかそうです。夏の終わりは寂しいです。暑さにちょっと秋が入るっていうか。風が吹いても秋の匂いがするんです。そしたら...
面白かった本(小説)

本の感想:夜行/森見登美彦

夜行 森見登美彦(著) わたしの購入した文庫本の中に「夜行列車の淋しさを封じこめた小説です。良い旅を!」と書かれた著者メッセージカードが入っていた。読後のわたしの感想は、まさにその通り、といった感じである。 京都「鞍馬の火祭」の最中に失踪し...
好きなもの

台風が近づくと見たくなるサイトWindy

わたしは台風が近づいて来ると必ず見るサイトがある。 Windyというサイトだ。 とにかく操作がシンプルで天気の状況を美しく表示してくれる。 デフォルトの画面では、大気の流れ(=風)がアニメーションで表示される。(これが一番好き) 基本的には...
長崎瞬哉(詩人)

俳句:バトン

稲穂らが バトンのように 風渡し 長崎瞬哉
そういう気持ち

夕風

台風が去った後は、風が強く吹いていることが多い。こういう時の風にうたれるのが好きだ。 まあ実際、台風の風でなくとも時折吹いてくる風もまたいいものだ。 風は目には見えないけれども常に移動している。 わたしの顔を吹き抜けた風は、明日誰の顔をなで...
長崎瞬哉(詩人)

俳句:夜風

夜風とは長いつきあい月ひとつ 長崎瞬哉
長崎瞬哉(詩人)

俳句:竹

風吹いて あらそいはじめし 竹と竹 長崎瞬哉