長崎瞬哉(詩人)

君のものさし

ちょっとだけ 君のものさしを貸してくれないか?
長崎瞬哉(詩人)

歌:どうせなら

どうせなら僕の頭の上じゃなくあいつの頭の上に爆弾を落っことしてください
長崎瞬哉(詩人)

詩:森

暗い森の中に 光が差す場所がある芽はそこから出てくる
長崎瞬哉(詩人)

詩:人

みんな裸で生まれてきた。死ぬとき無一文でも問題はない。
長崎瞬哉(詩人)

詩:時計

わたしが時計を見るのは7時31分とか知りたいわけじゃない…
長崎瞬哉(詩人)

詩:人は自分で名前を決めることができない

わたしの名前はたぶん父がつけた。自分でつけた名前ではない。
長崎瞬哉(詩人)

詩:萌芽

戦争は頭の中から始まる…
長崎瞬哉(詩人)

詩:お墓

太陽を受けて 大きく育った杉の木が根元から掘り出され 太陽光パネルに変わった
長崎瞬哉(詩人)

詩:何やってるんですか?

何やってるんですか?― 人間です。
長崎瞬哉(詩人)

詩:知らず森

その森は お前のすぐ近くにある