長崎瞬哉(詩人) ケールヒン(もしくは蟻の世界) 一体どこまでこの列は続いているのだろう。 ケールヒンの黒光りする身体は傍目には内心の疲れを感じさせないかのように見える。神の赤い光に照らされたケールヒンの身体は、その前を行く仲間の身体をも赤く照らしている。むろんケールヒン自身も後ろの仲間か... 2020.04.04 長崎瞬哉(詩人)
そういう気持ち 蟻は木の中にも巣をつくる 倒れた杉の大木を西瓜のような形に切って遊んでいたのです。 しばらく太陽の下、放置していたら蟻が杉の木の中から沢山でてきました。木の外側にやけに穴があいているなあ、と思っていたら蟻の巣だったようです。 わたしのくだらない遊びのせいで蟻の巣は分... 2019.11.17 そういう気持ち