文章

長崎瞬哉(詩人)

詩:彼

彼は 木の塊を 削って 削って 仁王を つくった 彼は 土の塊を 削って 削って 動物を つくった わたしは 文章を 削って 削って 詩を つくる それは皆 元からそこに あったもの かくれて そこに あったもの 長崎瞬哉
言葉

2018年12月のメモ

ねんねんころりよ きのこずえ かぜがふいたら ゆりかごゆれる えだがおれたら ゆりかごおちる あかちゃん ゆりかご みなおちる マザー・グース むずかしいことをやさしく、 やさしいことを深く、 深いことを面白く 井上ひさし