俳句

長崎瞬哉(詩人)

俳句:森

すがた無きもののけ森を散歩する
長崎瞬哉(詩人)

俳句:二人

コロナ禍や二人たき火の暖かさ
長崎瞬哉(詩人)

俳句:空

見上げればひろがる自由青い空
長崎瞬哉(詩人)

俳句:除夜の鐘

父に母祖母に妹除夜の鐘
長崎瞬哉(詩人)

俳句:冬の日

冬の夜はひとり焚火と戯れる
ゆこ

俳句:水

葉ボタンにたまった水の美しさ
児童書のおすすめ本

本の感想:俳句ステップ!

七実やクラスメイト、おばあさんが物語の中で詠んでいる数々の俳句は、作者であるおおぎやなぎさんが当然詠んでいるはず。さりげなく登場するこれらの俳句たちが、あたかも小学生やおばあさんが詠んでいる句に感じて物語に入り込んでしまう。
長崎瞬哉(詩人)

俳句:紅葉

綺麗とは名もなき路の紅葉かな
長崎瞬哉(詩人)

俳句:城跡

亡き城や眼下に広がる過去の夢
長崎瞬哉(詩人)

俳句:月見酒

宵の口気づけば今夜は月見酒