長崎瞬哉(詩人)

俳句:8月15日

目を閉じてサイレンの音蝉の声
そういう気持ち

フライパンに食材がくっつくというメリット

鉄分も摂れて、おこげもできる。鉄のフライパンは一生ものだ。
そういう気持ち

骸骨のキーホルダー

小学生のころ、旅館や高速のサービスエリアなどの土産物コーナーでわたしの目を引いたものは骸骨のキーホルダーだった。
長崎瞬哉(詩人)

川柳:シャワー

またいつか洗ってくれよ通り雨
長崎瞬哉(詩人)

俳句:夏空

けんかして 花火をみたら 仲直り
長崎瞬哉(詩人)

詩:お墓

太陽を受けて 大きく育った杉の木が根元から掘り出され 太陽光パネルに変わった
長崎瞬哉(詩人)

川柳:みじめな人

原爆を落とせ と言った偉い人
そういう気持ち

恐竜公園もいつかはホモサピエンス公園

遠い未来、恐竜公園のようにわたしたち人類を展示したホモサピエンス公園ができるかもしれない。それを見て未来の子供たちは、「見て見て!」と言って駆けだしていくのだろうか。
そういう気持ち

地道に学ぶことが難しい時代

インターネットを使って学ぶことは効率的だが地道さに欠ける。
長崎瞬哉(詩人)

俳句:お~いお茶風

青空に入道雲が挑んでる