面白かった本(その他)

「選択問題は、まず一番長い文章と短い文章をはずせっ」に笑いと納得を覚える小説/国語入試問題必勝法-清水義範著を読んで

清水義範著「国語入試問題必勝法」という小説があります。1987年に刊行された本ですが、2012年の今読んでも面白く読むことができます。ユーモア小説なのですが、意外にも「これ受験で使える技じゃない?」と思ってしまいます。【写真/2012年4月...
好きなもの

いい意味で、クライマックスまでだまされる映画/名作映画「スティング」の感想

ロバート・レッドフォードとポール・ニューマンの競演作。この二人は、今見てもかっこいいし、渋い。よく練られた映画だなあ、というのが観終わったときの感想。人を騙すギャング映画である。ペテン師役の競演の二人に最後の最後まで騙される映画だ。「人を騙...
言葉

2012年4月のメモから

敬天愛人(天は全ての人に対し、平等だ。自分を愛すように他人を愛せ)西郷隆盛God bless you.意味:あなたに神のご加護のあらんことを運命を引き受けよう人って結局、誰を守るか。何を信じるか。映画/ダヴィンチコード
面白かった本(その他)

起きてしまった過去は変えられないが、未来は変えられる 「原発のウソ」小出裕章(著)を読んで

「被爆」とは、私たちの身体を作っている分子結合の何万倍ものエネルギーの固まりが体内に飛び込んできて、遺伝情報を傷つけること。細胞分裂が活発な子どもたちが被爆すれば、損傷をうけた遺伝子もどんどん複製されてしまう。原子力について、「そんなものよ...
そういう気持ち

「プログのアクセス数をあげる5つのコツ」なんてどうでもいい技術だ

ブログを書いているとものを売りつけるサイトからのアクセスが多くある。わたしの書いているFC2ブログにも「訪問者リスト」という機能があり、同じFC2のユーザからのアクセス履歴が見れるようになっている。最近目につくのは、「あなたのブログの訪問者...
児童書のおすすめ本

みんな何かの役割をもって生まれてきた/「ぼくは戦場カメラマン」渡部陽一(作)を読んで

ぼくは戦場カメラマン渡部陽一(作)ぼくは戦場カメラマン (角川つばさ文庫)それが「ぼくにできること」なのです。と、この本の作者である渡部陽一は、最後に読者にこう語りかけている。「人は何かの役割を持って、みな生まれてきた」という以前聞いた言葉...
児童書のおすすめ本

子どもは、怖い話が大好きだ。なぜなら、そこに「死」のリアルがあるからだ/怪談レストラン32「死神レストラン」

死神レストラン (怪談レストラン32)責任編集 松谷みよ子/絵 たかしよしかず息子がこの本を読んでいるところを見たとき、漫画を読んでいるのかと思っていました。サイズが漫画本と同じで、装丁も漫画のそれに似ていたからです。中身は「いないいないば...
デルトラクエスト

たいせつなのは、自分の役目を果たすってことでしょ/デルトラ・クエスト3<2>影の門を読んで

デルトラ・クエスト 3〈2〉影の門エミリー・ロッダ(著)影の大王に仕掛けられた「四人の歌姫」の第2話です。世の中には、「助けて!」を言えずに助けを求める人びとがいます。今回の「北の歌姫」にとらわれた「ある人物」はまさにその人かもしれません。
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父への手紙

お父さん。お元気ですか?【写真/2010年10月16日 飛行機をみている】突然ですが、お父さんは、運が良かったと思います。第2次世界大戦、米軍の長崎への原爆投下で生き残ったのですから。あのときの原爆で、多くの日本に住む人々が、悲惨な死を遂げ...
そういう気持ち

人生は今を真剣に生きたなら、百年にも二百年にも感じられるのではないかと思う

平均寿命と呼ばれるものがある。国によって、地域によっても違うようだ。わたしの実家のある長野県は高いほうだ。わたしは、今現在住んでいる茨城県は、それより低い。わたしの寿命は、変わってしまったのだろうか。【写真/2010年9月14日 風呂場の脱...