そういう気持ち

コンピュータに指示されるわたしたち

時折、わたしたちはコンピュータに指示されているのではないか、と思う。スマートフォンから通知がきて、それに伴い動き出す人々をわたしは毎日のように目にしている。すでに何のためにコンピュータを手にしているのか分からなくなってきている。
長崎瞬哉(詩人)

俳句:雪童

ちらちらと舞う雪見上げ子に還る長崎瞬哉
長崎瞬哉(詩人)

俳句:年始

正月やあっという間の晦日かな長崎瞬哉
そういう気持ち

正月に子供の頃感じた期待感はない

子供の頃に過ごした正月と大人になって実家を出た後に過ごす正月は、嬉しさの度合いが違うようだ。正月が来る前の期待感は、子供の頃の方が大人より大きかったように思う。大人になってお年玉をもらえなくなった、とか冬休みに雪合戦や凧揚げをしなくなったか...
長崎瞬哉(詩人)

自由句:忘れちゃいけない大切なこと

つまらないことにも感動できること長崎瞬哉
そういう気持ち

携帯を解約して3年が経ったわたしの世界観

わたしはもともと「常に誰かと連絡がとれる携帯電話」に魅力を感じている人間ではなかった。iPhone4を2年ほど使ってから解約した。それ以来携帯電話を持っていない。
長崎瞬哉(詩人)

俳句:外

しんしんと空気降り立つ窓の外長崎瞬哉
そういう気持ち

オレオレ詐欺の電話に怒り出す親はどれ位いるのだろうか

息子などを装い老人から金銭を騙しとるオレオレ詐欺は、聞く度に一抹の寂しさが漂う事件だ。オレオレ詐欺というくらいだから息子(男)は実の親と連絡を取らない生き物なのだろう。反省を込めて言うなら、わたしもそうであった。オレオレ詐欺に対して「お金を...
言葉

2015年11月のメモ

世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない宮沢賢治
そういう気持ち

何かで一位を目指すこと

小学校の教頭先生は、卒業式の日にこういった。「一番は一人しかなれない。しかし、一流だったら二人でも三人でもなれる」この言葉をわたしが憶えているのは、素直に心に響いたからだと思う。ただ人間とは欲深いもので、一人にしかなれない一位にもなってみた...