そういう気持ち

世代間のふしぎ

わたしが19、20歳くらい学生に教えていて感じるのは、物事のとらえ方や対処の仕方がわたしとは全く異なる世代だという事だ。それについてわたしは批判的にとらえているという訳ではない。むしろ今後どんな発想や発明が生まれてくるのか期待値の方が大きい...
そういう気持ち

目の前の景色

流れ星が、毎晩沢山流れて花火のように夜空を彩るようなところに住んでいる人だったとしたら、流れ星が一つもない日は珍しがって夜空を見るのだろうか。わたしが今見ているありふれた景色も、どこかの誰かからすれば、すごく珍しく貴重な景色なのかもしれない...
そういう気持ち

人生はゲームじゃない

いつだったか養老孟司氏が、「コンピュータゲームはいいですね。絶対嘘だって分かってるから」と言っていた。ゲームはどんなに失敗しても絶対に死なないから安全だ。方や人生はそうはいかない。いつの頃からかゲームをしなくなったわたしは、人生とゲームのど...
そういう気持ち

月の石

宇宙がとりわけ好きなわたしとしては、人類が月に降り立つことを目標に見事成し遂げたアポロ宇宙計画は大大大好きだ。冒頭の写真は、NASAのサイトから誰でもダウンロード可能なアームストロング船長が撮影したとされる一枚の写真だ。宇宙にロマンを感じる...
そういう気持ち

だます人が悪いのか、だまされる人が悪いのか

わたしは以前、ネットで変な英語教材を購入したことがある。うたい文句は、「中学生くらいの英語が分かればみるみる英語が出来るようになる」と言うようなことが書いてった。(実際、購入当時のわたしに中学生くらいの英語力があったのか甚だ疑問だが)変な英...
長崎瞬哉(詩人)

俳句:旧友

旧友は過去の自分に出会う旅長崎瞬哉
言葉

2019年8月のメモ2

世界を変えてきたのは、いつの時代もたったひとりの強い想いだ。青年海外協力隊ポスター人は一番時間を費やしたことを極める。
そういう気持ち

友達に会う旅

友達が訪ねて来るのは嬉しい。わたしの好きな論語の中に「朋(とも)有り、遠方より来たる、また楽しからずや」という一節がある。この言葉の中では遠方となってはいるが、近い遠いに関わらず友達が訪ねて来るのは嬉しく有難いことだ。わたし自身、そんな「友...
長崎瞬哉(詩人)

俳句:地図

道順をたずねた頃は今昔長崎瞬哉
長崎瞬哉(詩人)

ショートショート:何かが触れた気がした

『何かが触れた気がした』/長崎瞬哉 てっきり彼女がわたしをひきずりこもうとしているのだと思った。でも違った。彼女の目的はわたしと入れ替わること。ううん、違う。入れ替わるんじゃない。――彼女はわたしになりたかったんだ。§ 夏で、暑い日だった。...