長崎瞬哉(詩人)

長崎瞬哉(詩人)

詩:風

風 風が助けてくれるとき、 わたしは風に気づかない。 風にじゃまをされるとき、 わたしは風に嫌悪する。 長崎瞬哉
長崎瞬哉(詩人)

詩:それ/長崎瞬哉

それには、心がない。 それは色々な仮面をかぶっている。
長崎瞬哉(詩人)

自由律句:変化

おまえは1000歩進んで999歩下がった自分を誉めているのか? 変化するか。死滅するか。 長崎瞬哉
長崎瞬哉(詩人)

自由律句:仕事

世の中に 身を壊すほどの 仕事なし
長崎瞬哉(詩人)

生きることはあがくこと

生きることは、あがくことだと 子供の頃から知っていた。 長崎瞬哉
長崎瞬哉(詩人)

自由律句:足早に来る週末/長崎瞬哉

足早に来る週末 あと幾度 身体が寝やうと云っている 頂きはまだ見えず 長崎瞬哉
長崎瞬哉(詩人)

自由句/ 夢

真夜中の  鏡 あなたは 祖父の顔
長崎瞬哉(詩人)

宇宙のゴミ/長崎瞬哉

宇宙のゴミ 長崎瞬哉(作) 「ついに完成したぞ!」 「やりましたね博士。ついに人類の夢が実現するんですね。わたしは感動で前が見えません!」 「ああ、私はこの研究にほとんど生涯を費やしてしまったようだ」 博士の頭には、近ごろ白いものが多くなっ...
長崎瞬哉(詩人)

短歌:祖母に捧ぐ『恩』

祖母 武田 廣に捧ぐ
長崎瞬哉(詩人)

詩: 家族/長崎瞬哉

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