長崎瞬哉(詩人)

長崎瞬哉(詩人)

超能力シスター

「超能力者っているのかなあ」妹が俺に聞いてきた。「いるんじゃない」 俺はめんどくさそうに答える。「やっぱいるんだ……。それ、わたしかなあ?」 たまに妹は突拍子もないことを言う。「なんでさ?」
長崎瞬哉(詩人)

俳句:風

この風も明日は誰かの頬(ほお)なでる
長崎瞬哉(詩人)

短歌:寂しがり

ちょっかいをだしてくる君 過去のボク目の奥みえる 誰かかまって
長崎瞬哉(詩人)

短歌:未来

ごめんねも言わぬあなたに 腹を立ていつか笑顔で それを語るよ
長崎瞬哉(詩人)

詩:時間

電車の中で 泣き叫ぶ赤子をあやす夫婦がいた
長崎瞬哉(詩人)

詩:人生

詩:人生窓の外は晴れていた。玄関を出ると雨だった。
長崎瞬哉(詩人)

俳句:初夏

朝日より夕陽がすきだなんでだろ
長崎瞬哉(詩人)

詩:存在

「それ」は、ずっとそこにあった。たぶん「それ」は、私の小さな頃からそこにあったと思う。
長崎瞬哉(詩人)

俳句:巣

つばめには仮の住まいか我が住処(すみか)
長崎瞬哉(詩人)

川柳:未確認

UFOを見たいと思って半世紀