長崎瞬哉(詩人)

長崎瞬哉(詩人)

とある上司とある部下の話

食事を終え2人はレジに向かった。 タイミング的に部下の方が先にレジに到着しそうだった。
長崎瞬哉(詩人)

川柳:太陽光パネル

切り株の 墓標遺して パネルかな
長崎瞬哉(詩人)

川柳:新型

新型と いつまで呼ぶか はや一年
長崎瞬哉(詩人)

短歌:オリオン

白銀を 家路に急ぐ 自転車の 吐く息白く オリオン曇らん
長崎瞬哉(詩人)

川柳:遺産

遺産とは 次の世代が 決めること
長崎瞬哉(詩人)

ショートショート:おはやしが聞こえる

はて、わたしは一度でもおはやしの音をたてている連中の顔を見たことがあっただろうか? 真夜中、目が覚める。おはやしの音がどこからともなく聞こえてくる。
長崎瞬哉(詩人)

俳句:紅葉

綺麗とは 名もなき路の 紅葉かな
長崎瞬哉(詩人)

俳句:城跡

亡き城や 眼下に広がる 過去の夢
長崎瞬哉(詩人)

俳句:月見酒

宵の口 気づけば今夜は 月見酒
長崎瞬哉(詩人)

川柳:地上

太陽の 下はパネルと なりにけり