長崎瞬哉(詩人)

長崎瞬哉(詩人)

川柳:電子マネー

万札の有難みなし電子マネー
長崎瞬哉(詩人)

詩:特急列車

僕が 特急列車に乗ったとき着いた駅は 各駅停車の駅と同じだった人は皆 人生という時間の奴隷だ自分が 奴隷であるということを僕は 駅を降りたとき知った
長崎瞬哉(詩人)

川柳:歴史と平和

歴史とは 今を生きてる 僕のもの平和とは 今を生き抜く 君のもの
長崎瞬哉(詩人)

川柳:無重力

ハンモック目を閉じて ほら!無重力
長崎瞬哉(詩人)

300字小説「のぞき見」

学校からの帰り道、僕が僕の前を歩いていた。
長崎瞬哉(詩人)

川柳:連絡

通信の障害情報サイトにて
長崎瞬哉(詩人)

俳句:水無月

真夏日が続き水無月よみがえる
長崎瞬哉(詩人)

詩:不一致

旅は人生に似ている山登りも人生と似ている…
長崎瞬哉(詩人)

川柳:花

雑草が咲かせた花に気をもらい
長崎瞬哉(詩人)

1400文字小説:うちあけ話

森の中を一人で歩いているとき、誰かの視線を感じたことがあるかい?まわりに誰もいないのに、視線を感じるんだ。