そういう気持ち

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負けたくない人

この人だけには負けたくない、という人がいる。わたしの場合は父だ。父は負けず嫌いである。小学校時代にトランプや卓球で父と勝負した。父は常に「勝ち」にこだわっていたように思う。実際に父は強かった。
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高校野球について

「他の県のチームよりは応援している」という程度だ。高校野球で自分の住んでいる県代表のチームを応援するか、と問われた場合の答えとしては。最近は強い学校に有望選手が集まってくることが多く、県代表と言われても地域性が薄れてきているためとても応援す...
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電子書籍の明るい未来

日本では紙の本が1000年以上昔に作られていたという。わたしが持っている本で一番古い本は、昭和45年に発行された『我が輩は猫である』で、40年以上も昔の本になる。長きにわたり、情報を世に知らしめるという目的からすれば、紙の本はその目的を達成...
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知らないと気づかないで通りすぎる

知識について:百合の花の香りを知識として持っていたとしても百合の花の香りはわからないし、もしそれが目の前にあったとしても気づかない。夏目漱石の短編小説に『夢十夜』というものがある。『坊ちゃん』や『こころ』などとは雰囲気が異なるこの短編は、「...
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本の読み方

本の読み方が最近変わった。同時に数冊の本を平行して読むようになった。若いころ20代30代では、わたしは一冊の本を読むまでは、次の本を読むことはあまりしなかったように思う。自分の中では、その本に悪い気がしてあまり面白いと思わなくても最後まで読...
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人はいつ大人になるのか

「ある日突然、子どもを卒業して大人になるわけじゃない。今の君の生き方が大人の君をつくるんだ」『いじめを見ている君へ』と題した朝日新聞の連載記事に載った舞踏家田中泯(みん)さんの言葉だ。
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1平方メートル缶ジュース一本の値段なら買うか

先日新聞に小さな記事が載っていた。北海道夕張郡由仁町という農業中心の地域で、宅地を県外在住の方に破格の値段で売り出すという記事だ。過疎化を食い止めようとの策らしい。【写真/2010年9月11日 木】
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成長しろと世間は言うけれど

成長が強制されているような気がした。わたしはそういったことが中学生時代や高校生時代に何度かあった。「しあわせは〜あるいて来ない。だ〜からあるいていくんだね〜」で始まる水前寺清子の歌『365歩のマーチ』では、人生について「三歩進んで二歩下がる...
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コミュニケーション力は仕事の中でしか身につかない

「コミュニケーション力は仕事の中で身につくもの」という言葉に出会った。【写真/2012年6月30日 公園の遊具から顔を出す】ここでいう、「仕事」とは何かの「役割」や「係」というものに置き換えてもいいとわたしは思った。要するに「今日はあなたが...
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この世にみれんがあるとすれば

人生も40年を過ぎると「死」について考える機会が多くなる。なぜなら、友人やまわりに病気になる人や死を迎える人が増えていくからだ。わたしは20代のときまわりには「40歳まで生きればいいや。歳をとっても格好わるいし」と豪語していた。実際に格好わ...