長崎瞬哉(詩人)

長崎瞬哉(詩人)

短歌:紫の

山道の 地面に藤の 花みつけ 天を仰げど 藤無く嬉し
長崎瞬哉(詩人)

54字:肝試し

今は廃墟となったホテルで、肝試しをした若者たちが白骨化遺体を見つけた。あーあ、ちゃんと埋めときゃ良かったよ。
長崎瞬哉(詩人)

川柳:音

目を閉じて 風の音だけ 聴いている
長崎瞬哉(詩人)

俳句:花

花よ花 太陽見つけ 微笑むか
長崎瞬哉(詩人)

俳句:バトン

桜から 季節のバトン 駆け抜ける
長崎瞬哉(詩人)

俳句:桜

花吹雪 まなこに映る 過去の僕
長崎瞬哉(詩人)

川柳:指写

きれいだな 一枚パシャリ 僕のゆび
長崎瞬哉(詩人)

俳句:花時雨

花時雨(はなしぐれ) 落ち葉もダンス 楽しかろ
長崎瞬哉(詩人)

詩:その道具で何を生み出すか

全部手にいれたら わたしの望みはかなうはず
長崎瞬哉(詩人)

川柳:四月バカ

嘘をつく 人だけ偉く なれる星