人が沢山いる場所よりは、人が少ない場所が好きなわたしは、時期や時間をずらすという忍法を使ってこれまで生き延びてきた。
今回紹介する忍法(アイデア)は、12月の午前中に訪れると《誰もいない海》となる海水浴場だ。波が大きくない場所のため、サーファーもいない。時折り釣り客が1人くらいはいるかもしれないが、ほぼ貸し切りの《誰もいない海》状態となる。自分の海だと思って波の音を聞くのがよい。
もったいぶらず紹介しよう。(というか、タイトルですでに紹介しているが)茨城県日立市十王町にある海岸、伊師浜海水浴場だ。
ここは近くに日本一予約がとりにくい国民宿舎と言われる人気の国民宿舎『鵜の岬』がある。景色もいいし、夏場は海水浴場なので、季節ともなれば当然混雑する。しかし、どうだ12月に訪れると道は空いているし海に人もいない。《誰もいない海》が満喫できる。
以下、どれだけ良いところかを紹介しよう。(自分の庭だと思って見ると気分上々となります)
ザ・誰もいない海(よ~く見ると1人釣り客がいるけど…。ちなみに左側の建物はトイレです)
海に向かって歩き出す。
波の音が聞こえてきましたか?(それは耳鳴りです!)
本当の波の音をお聞きください。
少し落ち着いたところで流木と戯れてみましょう。
こちらの流木は、流木同士の位置関係に注目です。
この流木は手前から向こうの端まで落ちないように歩いていくと一人シーサー…いや、一人シーソーが楽しめます。わたしの妻は3時間ほど楽しんでいました。(嘘)
ぜひ大きな流木があったら上に乗って歩いてみて下さい。思いの外楽しめます。
国民宿舎『鵜の岬』の方に目を向けると、絶景ポイントが。
行ってみましょう。
一見ミステリードラマに出てきそうな風景ですが、綺麗です。岩がいいです。
それでは行った気分でご覧ください。
こういう場所には絶対ありがちな看板。(ガケが崩れそうなのは、この看板を埋め込んだのが原因なんじゃ…)
看板のとなりにケルベロスが出てきそうな檻が!(でもゴミしか入っていませんでした。謎です)
自然のロープも垂れ下がっていました。
伊師浜海水浴場から人気の国民宿舎『鵜の岬』は歩いてすぐです。宿泊したつもりになって行ってみましょう。
周囲は公園になっています。海岸沿いの大きな岩の上にある公園なので景色も綺麗です。
これが国民宿舎『鵜の岬』
宿舎の真ん前が海です。眺めはいいはずです。ただし、ロープがはってあり残念ながら行けません。宿泊客も先ほどの伊師浜海水浴場に歩いて行くのがベストです。(やたらと、がけ崩れの看板多し!)
どうやら2011年3月11日の東日本大震災ではここまで津波が来たようですね。(こうした看板は必要。過去に学べますから)
《誰もいない海》を満喫した帰り道。鳩に会いました。
わたしが忍びだと勘付いたのか、さっと飛んでいきました。
さようなら《誰もいない海》……12月の海水浴場はおすすめです。
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