日々変わっていく自分

そういう気持ち

知識欲が無くならなければ、人間なんとかやっていけるのではないかと思っているのだが、どうだろうか?無一文になったとしても、近くに図書館でもあれば、無料で本を数冊借りられる。借りなくても図書館の中で読めば何冊でも読み放題だ。
わたしは本を読む速度が遅い方なので、1日に何冊も読むことは不可能だが。(たぶん1冊も無理かもしれない)

わたしが普段利用する図書館には、11万冊の蔵書がある。1日2冊読んだとしても、150年ほどかかる計算だ。生きているうちに全巻制覇は無理だろう。図書館の話になってしまったが、家の中にもまだ読んでいない本は沢山眠っている。まずはこちらから読むべきだろう。子供が使っている小中学校の教科書なども十分読み物として面白い。そう考えると知識欲を満たすものはなにもネットの中ばかりでなく、目の前にもごろごろ転がっていることに気づく。

そう言えば、自分が一度読んだ本をもう一度読み返してみる、というのも面白い行為だ。あれだけ感動した本や漫画が現在の自分には、ちっとも心に響かなくなっていることがある。あるいは、つまらないと思っていた本に興味深い一節を発見したりすることもある。これも出会いの一種だろう。本の中身は変わらないのに同じ本を読んだ自分の気持ちに変化が生じているとすれば、それは自分自身変わっていった証拠に他ならない

自分の事は良く分からないことが多い。ただ、日々変わっていく自分であることが人生を面白いものとしている気がする。

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