50年前(1973年)の新聞にあったトヨタコロナの新車価格

日記

古い畳を持ち上げたら、下に新聞紙が何枚が敷いてあった。
1973年11月10日(土)の朝日新聞朝刊だった。

今から半世紀以上前(正確には52年前)の新聞だ。
昔の広告欄には興味深い情報が多い。
目に留まったのは、自動車の販売広告。トヨタのコロナという車種の広告だった。

コロナ1600DXの新車価格が724,000円とある。
コロナという車種は、2025年のトヨタ車には存在しない。今のトヨタ車でいうならカローラあたりが一番近い。(実際には当時のコロナは、カローラのワンクラス上の車種という位置づけだったが)

ちなみに現在一番安いカローラXでも2,279,200円している。50年経って、自動車の新車販売価格は3倍超にもなったようだ。

面白かったのは、販売価格の内訳が

  • 車両本体 655,000円
  • カーステレオ 34,000円
  • 付属品 35,000円

となっていたことだ。あえてカーステレオと書いてあるところが時代を感じさせる。
今でいうドライブレコーダーつきみたいなものだろうか。

面白ポイント1

あなたの1台のための21車種47タイプです。

というふれこみがすごい。そんなに沢山タイプがあったのか!
スポーツカーでもないのに2ドアという設定も興味深い。(今のトヨタ車よりデザインも秀逸だ)

面白ポイント2

11月という時期の広告ということもあり、

クリスマス・お正月をみんなで楽しめる……
ゲームセットが当たります。

とある。

しかも1等はオセロだ。今の子供ならきっと喜ばない。(今ならNintendo Switch2が当たる!くらいでないと)

なぜか右下に販売店の社長名が明記されている。昭和的といったところか。

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