ChatGPTが『先生』である時代に「先生」は途方に暮れる

アイキャッチ未登録画像 そういう気持ち

もう先生は必要ないんじゃない?

そう考えている人(特に学生である若い人)は多いのではないか?

わたしは3年ほど前にコンピュータ専門学校の教員を辞めた。

いい時期に先生という職を辞めたと思っている。

理由は、生成AIサービスの登場だ。

ChatGPTも登場したときは、「へえ、凄いね」だった。

登場から数ヵ月、1年と経過するにつれ

えっ?こんなこと出来るの?
普通に音声でも会話できるじゃん
英語や中国語でも翻訳してしゃべるんだ
命令するだけで自分より上手にゲームアプリ作るじゃん!
聞きたいところは先生より親身に答えてくれるじゃん!!

となり、最終的に

先生いらないじゃん!!!

となった。

もし現在、わたしが学校に通う生徒だったなら、分からない所を先生に聞く前にChatGPTに相談していると思う。

あくまでIT関係の質問に限った話だが、ChatGPTの方がたいていの先生より良い答えを返してくれる、というのがこれまでChatGPTを使ったわたし自身の感想だ。

そんな時代に先生は何をすればいいのだろう。

まずは先生である自分が、生徒の気持ちで生成AIを使ってみて「自分の頭で考える」ということするしかない気がする。

これまで勉強してきたものは何だったんだ、というくらいのインパクトが生成AIにある。

面白い時代になったんだとつくづく思う。

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