図書館で借りたかわぐちかいじの『ジパング』という漫画が面白かった。
絵柄はそんなに好きではないが、設定が特に良かった。
同じかわぐちかいじの作品で、昔から評価の高い『沈黙の艦隊』をこれまた図書館で借りて今読んでいる。
『沈黙の艦隊』は、主人公の海江田が核弾頭を搭載した原子力潜水艦をあやつって「やまと」という国を宣言し世界と対峙するという設定が興味をそそる。
自分としては、『ジパング』も『沈黙の艦隊』もすごく面白い物語だと思う。
しかし、不思議なことに誰も借りていないのだ。
先週、図書館で見たとき、『沈黙の艦隊』は全巻がそろっていた。
今週わたしが借りたときも全巻そろっていた。
おそらくこの漫画の話題になった時期が何年も前だったので賞味期限が切れたのかもしれない。
でも一人くらい借りる人がいてもいいとは思うのだが。
これではわたしの本棚みたいだ。
それにしても、自分からして面白いと思う本が、誰にも借りられていないというのは、素晴らしいことだ。
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