飢饉じゃない

そういう気持ち

2025年の6月現在、日本では備蓄米の放出がはじまった。お米が足りないのだそうだ。

とはいえ、わたしは毎日ごはんを食べている。

スーパーにいってもお米コーナーに米が置いて無いわけでもない。

ただ、これまでより値段が高くなった米はふつうに置いてある。(わたしも含め、みんな安い米から買っていくから)

本当に米が足りないのか疑わしい。

トイレットペーパーやマスクが一時商品棚から姿を消したように、多くの人の不安感から米が足りなく(なったような気に)なっているのかもしれない。

ニュース映像で流れる場所はいつも首都圏ばかりなのが気に掛かる。

「スーパーから米が消えた!」などと報道していたころ、近所のスーパーでは普通に米が置いてあった。(いつもよりは少なかったが)

わたしの住む田舎と都会とでは状況が大きく違うようだ。

なぜ米の価格がここ半年で2倍近く値上がりしたのか。

ちなみに農林水産省の今年3月の資料を例にとると、需要と供給からして米は足りている。(資料:6ページあたりを参照)

資料 米穀の需給及び価格の安定に関する基本指針(案) – 農林水産省

備蓄米の放出に人々が群がっている。

備蓄米販売に1000人も並んだとか、開店の10時間前から並んだ人のニュースは変な気持ちにさせる。

だって飢饉じゃないんだから。

コメント

タイトルとURLをコピーしました