最強老人

そういう気持ち

車が行き交う道路をまっすぐに横断してくる老人に出くわした。

そのご老体は、左右確認せずにまっすぐ進むので、車に乗っているわたしが速度を落とし、少し反対車線にふくらんでよけた。

この人は絶対車に轢かれない気がする。最強老人だ。

最強老人は、急いで道路を横断したりはしない。あくまで自分のペースでゆっくりと歩く。

首をまわして左右確認しないのは、実はできないからなのか、あるいは面倒くさいからなのか。
それとも流行りの認知症か。

わたしがあの老人の齢になったとする。

そういえば、道路を安全確認しないで堂々と横断する老人がいたっけなあ。
俺もそろそろ最強老人になってやるか!

などという気持ちになってしまうようで少しこわい。

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