石油ストーブの給油時消火装置を解除する

ハウツー

昔の石油ストーブのように給油中でも、ストーブが点いたままにしたいという方のための方法です。

給油時消火装置は現在販売されている石油ストーブ(ファンヒーター含む)では、設置が義務化されているものです。給油時の火災を防ぐ目的での装置のため、解除する場合は自己責任にて行ってください。

必要なもの

薄めの強力な磁石を準備する。
具体的にはホームセンターなどで販売されているネオジム磁石が妥当です。

ネオジム磁石を使ったことがある方は分かるかと思いますが、磁力が非常に強力なため扱いに注意が必要です。わたしは何度か指を挟んで怪我しました。すごい勢いで金属にくっつくので、カッターやハサミなどを近くに置いてあると本当に危険です。注意してください!

わたしが使ったのは厚さ4ミリ、直径2.4センチほどの円盤型のネオジム磁石です。

写真の磁石はかなり傷ついていますが、磁石がお互いにくっつくときに欠けたり傷ついたりしました。(それだけ強力という事です!)

ちなみにネオジム磁石が2つこのようにくっついてしまうと切り離すことはかなり困難になります。ご注意を!

給油時消火装置を解除する

給油時消火装置装置の仕組みは単純で、給油タンクが消火装置のレバーを押し下げた状態だと消火しないで、給油タンクを抜いてレバーが上がると消火となる仕組みです。

レバーとストーブ本体のすき間にネオジム磁石を挟んで常にレバーが押し下げた状態となるようにします。

すると給油タンクを抜いても消火装置が作動せず給油が出来るようになります。

上図は、トヨトミの2009年製の石油ストーブ(RS-D239E)でやってみたものです。

別のストーブ(コロナSX-E3521WY)でも同じように試してみました。

こちらも問題なく解除できました。

磁石を使うため消火装置自体は改造する必要がないことがこの方法のメリットです。
ただネオジム磁石のような強力な磁石は間違って変なすき間などに張り付いてしまうと最悪取り外せないこともあるので注意して作業してください。

今回わたしは比較的大きめ(直径2.3センチ)の磁石を使いました。あまり小さい磁石を使うと磁石の位置を変えたり、取り外したりが難しいと感じました。100円ショップでも売っている米粒みたいなネオジム磁石はこうした場所での取り扱いは要注意です。

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