現実の時間・漫画の時間

そういう気持ち

頭文字D(イニシャルD)とDEATH NOTE(デスノート)の漫画をほぼ同時に読んでいる。

デスノートを1巻読み終える速度で、イニシャルDは6巻分くらい進んでしまう。

デスノートは文字が多い。その上、内容を把握するまでに時間が掛かるため、余計に読み進む速度以上の時間が掛かってしまうのだ。

かたやイニシャルDは、2台の車が峠でバトルをしてばかりいるので、コマ移りが速く、ほぼ文字が無い。
文字があったとしても「ギャン」とか「プシャーーー」とかの擬音ばかりなので、読む必要がない。

漫画にも色々ある。
しかし、1つの漫画を最後まで読み終えるまでの時間感覚というのは、ページ数や読み進める速度とはなんら関係はない。

現実の時間では、漫画を読んだ日がまちまちで、少し時間を置いてから次の巻へと移ったとする。
ところが、読み終えたときは自分が漫画の中で過ごした時間が1つの継続した時間となって自分の中にかえってくる。
そして「ああ面白かった」とつぶやくのだ。

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