シフトアップ時(1速→5速)
発進
停止中からのシフトは基本的に1速から始まる。
アクセルをグワッと吹かして戻した(ゆるめた)タイミングで2速にする。
正直なところ、1速→2速がいちばんぎくしゃくする。(これは後述する2速発進で解決できる)
2速→3速
2速で吹かし過ぎるとリミッターが掛かったようにそれ以上加速しなくなるので注意が必要。
基本的にすぐに(1~2秒くらいで)アクセルを戻し3速にすればスムーズにつながる
3速→4速
加速したいときは3速が一番エンジン音もうるさくなく加速しやすい。
アクセルを戻したあと4速につなげる。
4速→5速
通常はほぼ4速で走る区間がないくらいにすぐにアクセルを戻して5速につなげればエコ運転となる。
4速は下り坂の始まりや追い越し前などにあえて4速にすることも多い。
マニュアル車を運転している人なら分かる感覚だが、シフトアップ前にはアクセルをちょっと戻す(ゆるめる)ことが5AGSシフトアップの鉄則。
シフトダウン時
アクセルワークをあまり気にせず気楽にシフトダウンできる。
ただし2速→1速は基本的によほどゆっくりした速度の場合をのぞきしない方が良い。(ガクンとショックが大きいため)
アクセルを緩めたまま一定の速度になると自然と5速→4速→3速→2速→1速とシフトダウンしていくのでブレーキを踏んだときや渋滞のときは無理にシフトダウンする必要もない。
2速発進でスムーズに加速する
交差点で直進車が途切れて右折する際などに普段より威勢よく加速したいときがある。
どうしてもギアチェンジの際に加速が弱まるので発進時は出来ればシフト操作せずに加速したい。しかし1速での加速は音がうるさいだけで前に進まない。
そこで2速発進だ。
操作は停止中に限るが、停止状態でシフトアップすると車は止まったままでギアが2速に固定される。
そのままアクセルを吹かして発進すれば1速→2速とシフト操作するよりもスムーズに発進ができる。
実際に利用してみると、わたしなどは基本が2速発進でいいくらいだ。(わたしのエブリイにはついていないが、エブリイのバージョンによっていは2速発進固定ボタンというものがあるらしい)
ちなみに停止中に2速に固定した後、更に3速にシフトアップしようとしても「ピピピッ」と音が鳴って「できないよ」と注意される。
5AGSのMモードイメージ
わたしは2015年式のエブリイ(DA17V)に乗っている。
ミッションタイプが5AGSというオートマなのだが、車の基本的な造りは5速マニュアルとなっている。エブリイの5AGSは、DモードとMモードがある。
Dモード | アクセルワークに合わせて1速から5速まで変速するモード いわゆるオートマ |
Mモード | 手元のシフト操作で1速~5速までを切り替える クラッチ操作はエブリイ側がやってくれる |
Dモードはアクセルとブレーキだけのオートマ車。
Mモードは、運転しているときの間隔がマニュアル車に近い。クラッチを足で操作してつなぐ必要の無いマニュアル車と言った方が分かりやすい。
最初の頃はなんとなくぎこちない加速をしていたが、スムーズに運転する方法が分かったのでここに記した。
正直な話、これまでオートマ車しか運転したことがない人は5AGS車のMモードは面倒くさいし手動変速のタイミングがつかみずらいと思う。逆に言うなら、これまでマニュアル車を運転してきた人は、すんなりアクセルを戻すタイミングで1速~5速までのシフトアップができる。
慣れてくるとクラッチ操作が無い分気軽にギアチェンジが手動でできて、運転が楽しくなってくるのが5AGSだ。
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