詩:歴史を食べる

アイキャッチ未登録画像 長崎瞬哉(詩人)

歴史を食べる

今こうして書いている日本語は、先人が作ってきたものだ。

この文章を打ち込んでいるパソコンも過去の多くの叡智で作られたものだ。

存在しているものには全て歴史があって、普段のわたしは意識しない。

誰かが作ってきた歴史を毎日食べて生きている。

今日わたしが死んだら、歴史はそこで終わるのか。

わたしの歴史を食べてくれる人がいたらいい。

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