『羊たちの沈黙』という映画をDVDで観た。
狂気の天才博士レクター役を名優アンソニー・ホプキンス、主人公のFBI捜査官クラリス役をジョディ・フォスターが演じた有名なサイコミステリーだ。
わたしはこの映画を観るのは2度目だったが、映画の内容をほとんど憶えていないことが分かった。
1つだけ記憶にあるのは、「怖い映画である」ということだけで、ストーリーも結末も全くわたしの記憶になかったのだ。
調べてみると『羊たちの沈黙』が日本で公開されたのは1991年のことだった。
今から34年前ということになる。
わたしの場合、30年以上経てば2度目に観る映画も初見と変わらない状態で楽しめるということかもしれない。
きっと映画だけの話じゃない気がする。
これまでに読んだ面白かった本も楽しかった漫画も、初めて読むかのように楽しめるのだ。たぶん。
これは喜ぶべきか。あるいは悲しむべきか。
それほど、悪いことではない気がする。
ちなみに2度目に観た『羊たちの沈黙』の感想は、「これ超怖いわ!」だった。
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