上海の朝
3泊4日の上海旅行2日目です。
天気予報は、快晴でも空気が霞がかっています。PM2.5の影響でしょうか?
ホテルの前の風景。
気候は、日本の冬と同じです。風が強いことと空気が乾燥している感じがします。
新年を祝う雰囲気は街のいたるところから伝わってきます。
が、ひとつ気になるのはサンタがまだ帰っておらず街のいたるところにいることです。
旅行会社の人に後で聞いたのですが、クリスマスは普通に祝い、クリスマスの飾りは1月いっぱいくらいはそのままにしてあるとのことです。けっして片付け忘れではないとのこと。
朝食バイキング
朝食はバイキング形式でした。
太麺の焼きそば(油でぎとぎと)や野菜と肉の炒め物(これも油でぎとぎと)があり、中国人の方はこれを山盛りにして食べていました。(恐るべし!中国)
ちなみに取り皿は、ベタベタ。最初から油っぽかったです。(洗っているんだろうか?)
スタンダードクラスホテルの部屋
旅行プランの中で、ホテルクラスをスタンダードにしました。
まあ、中身は普通ですね。(普通に壊れていたりするという意味です!)
わたしたちの宿泊した部屋は8階でした。
朝、なんと窓を開けたとき、窓の鍵が壊れていて無いことに気づきました。(というか、ホテルの8階の窓が普通に開けることが出来るというのも凄いことです。飛び降り放題!)
上海の地下鉄
ホテルから歩いていける距離に地下鉄の駅があったので、今日は地下鉄で移動します。
券売機です。中国の通貨「元」で表示されています。
日本人は漢字が読めるので、何となく意味が分かります。
目的の駅まで、4人で16元でした。(一元=20円として、320円。1人片道80円です。7駅分ありましたから、かなり安いですね)
ちなみに券売機に使えるお札は50元、20元、10元、5元。硬貨は、1元と5角が使えます。
この写真の状態でお金を入れると切符が出てきます。子供料金とかは特になし。
「返回」と書いてあるボタンを押すと、一つ前の画面に戻ります。「取消」は取り消しです。
写真右側の1〜9の数字は購入枚数を押すためのボタンです。
券売機と地下鉄構内の分かりやすさ
駅のホーム
券売機は凄く分かりやすく、この点は日本のJRも見習って欲しいです。
例えば、2号線の駅「南京東路」に行きたいとします。
券売機で「2号線」のボタンを押して、「南京東路」を押します。
購入人数の数字を押します。
表示された金額を入れて終わりです。
乗り換えなどがあったとしても、行き先の駅のボタンを押すだけです。
地下鉄が一つしかない為か、凄くシンプルです。
地下鉄の営業時間(だいたいの駅は朝6時〜夜10時20分くらいまで)
数字と色で分かりやすい地下鉄構内
また、乗り換えが発生する場合があるのですが、すべて数字で「○号線」と書かれていてそれぞれが色分けされている為、外国人でも迷いません。
「数字」と「色」というのは、バリアフリーなのだなぁ、と感じました。(漢字やローマ字だとぱっと見て分りにくいですもんね)
駅のホームで待っていると、階段の上から大きな荷物を落として運ぶ中国の旅行者に遭遇。(落とした荷物の袋の一つが破れて中身が散乱してました。豪快!と言いたいところですが、子供がぶつかったら吹っ飛びます)
南京東路
南京東路に着きました。
繁華街です。
上海に来た観光客がまず向かうところだそうです。大通りは日本でもよく見るお店などがあり、安心できる雰囲気。ちょっと大通りから入ると上海を感じることが出来ます。
さりげなく、スターバックスなんかもあります
理髪店。お店というより野外でした
看板。名前が書いてあるので有名人でしょうか?
まずは沢山人が群がっている小籠包が食べられそうな所へ。
揚げ小籠包と小籠包。褐色の酢をつけて食べます。肉汁がじゅわー。すごく美味しかったです。2種類で30元くらい。割とボリュームがあって家族4人でお腹いっぱいになりました。
実は最初、わたしは揚げ小籠包の一皿が4個だと知らずに4つと言って注文したのです。お店の人が気をきかせてくれて1皿にしてくれました。いい店です。一人一皿食べたら、きっと死にます。
途中、生きたままの上海蟹や。
食用ガエル!
妻が裁ちバサミを買いたい、ということで。
有名なハサミ屋さんへ行きました。(上にふとんが干してあります)
真剣に選んでます。
ハサミは上海製。他にも爪切りなども売っていました。(一部韓国製)
試しに切らせてもらいましたが、本当に良く切れました。
この店に限らず、どこに行っても割と地元中国の方も買いにきています。
I LOVE 上海(どこにもあるんですね。このマーク)
パフォーマーのおじさん発見!
ろう人形のように動きません。左手に携帯。右手にタバコ(煙でてます!)
実際の映像はこちら(本人が静止しているので、あまり意味ありませんが)
上海はバイクが多いですね。(これ、出られるんだろうか?)
電動バイクも多いのです。(マフラーが無いのが分るでしょうか?)
バイクと自転車専用の道路が自動車用道路とは別にありました。
疲れたのでカフェでお茶にしました。
上海では、ファーストフードの方が小籠包などの庶民の味よりも値段が高いです。ハンバーガーなどは、高級品な感じでした。(金額にして日本と同じか高いくらい)
このカフェにコーヒー豆でできた世界地図があったのですが、見事に日本は存在していませんでした。
世界地図に日本があるとは限らない
上海雑技団(上海馬劇城にて)
最後は、本日のメインイベント上海雑技団です。
わたしたちは前評判の高そうな上海馬劇城での「ERA−時空之旅」を観劇しました。
チケットの購入は事前に日本で済ませておきました。
一度も使った事のない「旅悟空」というサイトです。(日本語が少し変な感じ)
ホームページから予約をすると、予約完了メールが送られて清算が出来るようになります。
クレジットカードで清算を行うとE-チケットが添付ファイルにて送られてきました。(この時、クレジットカードの領収書もPDFファイルで送られてきました)
クレジットカードでの支払いを済ませたあと、2日くらい何の音沙汰も無かったので、やられたか!と思いましたが、ちゃんとE-チケットのメールが届きました。ただ、わたしは出発の前日にこのメールを受け取ったので、皆さんは余裕をもって予約して下さい。
添付ファイルを日本で印刷しておきました。
この印刷した紙を観劇当日に受付に提示すると本チケットと交換になります。
この本チケットの座席番号で気になる点がありました。
家族4人分の席なのですが、座席番号が41、43、45、47ととびとびなのです。
わたしはつたない英語で聞いてみました。
受付のお姉さんに「Together」と言われました。
二人ずつ座る席、と一旦は理解しました。
一度受付を離れたのですが、どうも気になるので、今度は紙に座席を書いてなぜ41と43の間の42の席が無いんだ?ということを身振り手振りで伝えてみました。
受付のお姉さんはまた「Together」と言ったので、こちらも引き下がらずに「Why?」などとしつこく聞いていたら、隣にいた受付のお姉さんまで「Together!」と怒りだし、最後には受付のお姉さんが2人とも声を揃えて「Together!」と怒り出す始末。(わたしは心の中で、まさに「トゥゲザー」だ、と思いました)
ここまで、言うのだから大丈夫だろうと若干の不安をかかえながら席に着くと、本当にとびとびの番号で席が繋がっていました。(笑。偶数は無いのか?)
上海馬劇城入口(営業してないようですが、入れます)
これが上海馬劇城。
夜、7時半にショーは開始しました。
ここからは写真無しです。当たり前ですが、撮影は禁止です。(でも何人かの観光客は写真を撮っていました。でも、係員に注意されていました)
わたしは、最初の自転車の曲芸から圧倒されました。小学生くらいの女の子が凄い技を連発していました。(バランス感覚が半端ないです。全員オリンピックに出場出来るんじゃないかな)
笑いと幻想的な演出が交差する雑技が「ERA−時空之旅」です。
どうやって練習したんだろう?という技の数々は、死ぬまでに一度は見ておいて損はないと思いました。最後のバイクが円籠の中を走り回るやつに至っては、ハラハラドキドキで「やめてくれー」と叫びたくなります。
一つ一つの雑技が終わると拍手が自然と出てきます。ほんとに心からの拍手なんですよ。
わたしたち家族は、「まさに時空の旅だったねー」と興奮しながら帰宅しました。
上海のタクシー
帰りは、タクシーで帰りました。
一応、色々な本やサイトで紹介されているメジャーなタクシー会社を利用しまいた。
大衆、強生、錦江などのタクシー会社。きちんと領収証もでるし初乗り代金が決まっています。
旅行会社の人が事前に教えてくれた情報では、赤い色のタクシーは個人タクシーだからやめた方がいい、とのこと。タクシー会社か個人タクシーかを見分ける方法として、企業のタクシーはサイドのドア部分に大きく電話番号などが書いてある、とのこと。
見終わった観客が一斉に帰るので、タクシーが捕まるかと心配しましたが、割と楽につかまりました。日本と同じで空車の場合は、緑色のランプが運転席前に点灯しています。捕まえる場合も手を上げれば大丈夫。
30分くらい乗って代金は40元(日本円で800円くらい)で安かったです。(地下鉄だと更に安いですけど)
色々と刺激的だった2日目は、これにて終了。
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