2012年 8月 の投稿一覧

本を読む行為が贅沢

ゴールデンウィークだ、夏休みだと人が込み合う場所にいくことより、ゆっくりと家で本を読む事のほうが贅沢だと考えるわたしにとっては、人に会い話をして情報を得たりするより本を読む方が有益なのではと思ってしまう。
わたしは今世界中の本や文献を読む事ができる身分にある。
人に会って話をしたり交流を深める意味はそうした本には書かれていないことを得ることにあるのだと最近感じるようになった。
わたしにとっては、本が友だちなのかもしれない。
だから、わたしは友だちが少ないのだと思う。

本の感想:倹約と幸福 エネルギー・環境問題解決への道

これは一理ある、と思った。
倹約と幸福
新宮秀夫(著)
倹約と幸福 エネルギー・環境問題解決への道 (小学館101新書)
極端なまでにわたしたち地球の民に対し『倹約』をすすめるのが本書である。
副題に「エネルギー・環境問題解決への道」とあるが、決してある方策を打ちだして昨今の原発問題に代表されるようなエネルギーと環境問題を解決へと導こうといった内容が本書の主旨ではない。
『倹約』こそ『幸福』につながる、といった結論づけをするため、あらゆる方向から人類のこれからの生き方の方針を変えさせることこそ本書の主旨である。

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老人は芸術である

ヒッチハイクをしている外国人を車に乗せたことがきっかけで友人になったMichalさんというポーランド人がいる。
彼は翻訳家で、もう一線は退いているらしく時間に余裕があるらしい。
すでに妻もなくしており、世界中を自由に歩きまわっている。
先日は、イタリアに旅行をしていたらしく大量の写真がメールで送られてきた。
彼は何人かの友人に(メールのcc部分の情報で分かった)これらの写真を送っているようなのだが、素晴らしい写真が多く、一人で見ているにはもったいない。
日本では彼の撮った写真を持っているのはわたしだけのようなので、ここに素敵な写真の一部を公開する。(公開しても怒るような方ではないので念のため)
596_colosseum_it
【写真/2012年8月16日 Michalさんが送ってくれたItaryの写真・コロシアム】

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本屋と図書館について

本好きな人で、本屋と図書館が嫌いな人はまずいないだろう。
どちらが好きか、という問題はさておき、人生にとって本屋と図書館の関係について考えてみる。
20120723本と集う会第4回と夏休み親子講座ポスター
【写真/2012年8月27日 本と集う会を主催したときのポスター】

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LEGOブロックの使い方

いままでLEGOブロックで作ったものは数知れないが、わたしはLEGOブロックを「人生の遊び」として使っている。
今回このようなものを作った。
【LEGOで作ったライター置き】
2012-08-26 at 18.30.36
右から「ライター君」&「ニコニコ動物君」
わたしは蚊取り線香を好んで使っているが、この蚊取り線香を点けるためのライターの置き場をどうしようか悩んでいた。(悩む必要もないが。蚊取り線香の横にライターを置いておけばいいだけの話である)
ライターをサッと取れるようにするためにライター部分を頭に見立ててLEGOブロックで作ってみた。
となりのオレンジの動物らしきものはライター君の友だちだ。

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怖かったもの

実家の近くには名立神社(なたてじんじゃ)という古い神社がある。
今もお盆になると盆踊り大会が開かれるが、ふだんは子どもたちの遊び場だった。
少なくともわたしの小学校時代は野球をしたり、かくれんぼをしたり缶蹴りしたりと遊び場になっていた。
今はどうか知らない。
神社の近所で怖い体験を二つした。

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本の感想:青い鳥

青い鳥
モーリス=メーテルリンク(著)
青い鳥 (講談社 青い鳥文庫)
「幸せ」はどこか遠くにではなく、自分の目の前にあったんだ、という有名な結末のメーテルリンクの名作。
幸福の青い鳥を追い求めて旅をする兄妹チルチルとミチルの冒険。
わたしは小学校にあがる前のころ『青い鳥』を絵本で読んだことがあった。
わたしその絵本をそれはそれは何度も読んだ。色々な国へ冒険し『青い鳥』を探す兄妹がうらやましかったからだ。
子どもの頃は、「幸せは一体どこにあるのだろう」という著者の根源的な問いにフォーカスがいっていなかったと思う。
楽しい旅行の物語がわたしにとっての『青い鳥』であった。

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若いうちの苦労

「生きる」ということは、「問題を解決していくこと」に他ならない。
「若いうちの苦労は買ってでもせよ」というのは、「問題を解決していくこと」の能力を高めていくことがこと若いうちに関しては重要だからである。

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矛盾していると思うこと

古くからある矛盾(むじゅん)という言葉に、わたしは惹かれる。
2012-08-20 at 10.52.54
【写真/2012年8月20日 午前10時52分のあさがお】
矛盾という言葉の意味を初めて知ったとき、父親だったか母親だったかに得意げに話した記憶がある。
最近よく聞く言葉は「節電」や「エコ」だが、「節電」にしろ、「エコ」にしろ聞くたびに胸のどこかが痛む気がする。

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本の感想:オレンジガール

オレンジガール
ヨースタイン・ゴルデル(著)
「この世でぼくたちの生は、この一回限りだ」
という帯の言葉につられて買った。
本の色が鮮やかなオレンジと黒だった点も購入動機に入る。きれいな本だ。
オレンジガール

いまのわたしたちに必要なことは、もしかすると、少しばかり相手に対して憧れの気持ちをもつことかもしれない。

わたしたちは、おたがいの過去を共有することはできないのよ、ヤン=オーラヴ(注:主人公の父の名前)。問題は、おたがいの未来を共有できるかどうかってこと

この物語に登場する魅惑的な「オレンジガール」の言葉は爽やかでいてどこか考えさせられる。

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