魔法瓶のパッキンや揚水パイプを交換してもお湯が出ないときの原因と対処法

ハウツー

わたしの象印魔法瓶は一度死んで復活した。

パッキン部分の空気漏れをシールテープで補修して直したのだが、その後何年かしてまたお湯が出なくなった。

パッキンや揚水パイプセット(魔法瓶の下にのびるパイプ部分)を象印のショップから取り寄せて新しい物に交換したがお湯が出ない。

原因は以下の部分だった。

パッキンや揚水パイプを交換してもお湯が出ないときの原因

原因はステンレス層と魔法瓶本体のプラスチック部分とのすき間を埋めるパッキンの劣化だった。

魔法瓶の蓋を取って中を見る。
よく見るとステンレス層と上のプラスチック部分の間にパッキンが入っている。

どうやらわたしの魔法瓶はこのパッキンがボロボロになっているようだった。

しかし、このパッキン接着剤でついていてなかなか取れない。
先の尖った金属棒などでなんとかこじ開けて取り出した。

残念ながらこの部分のパッキンは象印ショップでも売っていない。
似たような素材で、浴槽の水漏れを補修するシリコーン補修材をホームセンターで買ってきた。

わたしはアイボリーという色調の補修材を買ったが、白でも良かったかもしれない。
ちなみにAmazonなどで検索すると3個セットや100個セット、送料がバカ高いものが検索で出てまともなものが見つからない。近所のホームセンターで買うべし!

狭い場所なのでテープで養生するのは面倒だったが、なんとかパッキンを外したすき間を補修材で埋めた。

1日たった状態。(だいたい半日あれば硬化するようだ)

これでお湯が出るようになった。
しかもパッキン交換する前よりお湯の出が良い。かなりステンレス層とのすき間から空気が漏れていたようだ。おまけに補修材で修理する前と比べ、お湯の温度が下がりにくくなった。(きっと購入した10年前もこんな感じだったのだろう)

後日談

1週間ほど使っていたらまたお湯が出なくなった。
シリコーン補修材で修理した箇所をみると少し凹んでいた。触ってみるとベタベタしてシリコーンが手についた。熱湯に浴室用シリコーン補修材は耐えきれないようだ。

現在、再度シリコーン補修材を凹んだ箇所に充填して使っている。
もともと付いていたパッキン(すでに捨ててしまったが…)を強力なボンドでつけた方が良かったかなあ、などと思っている。

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