「ご先祖の 声懐かしき せみしぐれ」
これはわたしの父の父、祖父が亡くなったときに長崎に精霊船(しょうろうぶね)を作りにいったとき、父の実家の近所の寺にかざってあった句だ。
そのとき実際にセミが鳴いていたかは憶えていないが、この句は、セミの鳴き声とともにわたしの胸の中にある。
今朝4時に起きたら、雨がざあざあと降っていた。
わたしは朝起きると玄関をあけて外にでるくせがある。
今日は雨が降っていたので玄関の軒下から外をみていたが、しばらくしてセミが鳴いているのに気づいた。
今年最初に聞いたセミの鳴き声だった。
「ご先祖の 声懐かしき せみしぐれ」
という句が胸の引き出しから出てきた。
コメント
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mrgaritaさまへ
こんにちはAKIRAです。
そういえばお父様は長崎のご出身だと以前言われてましたね。
精霊船を造る頃は蝉しぐれの真っ只中のはずですよ。
ご存知でしょうが長崎はお盆は派手なんですよ。
夜でも昼でも爆竹三昧で、お墓の前でも花火に爆竹、やり放題で、
どこの家が派手に花火をするか競争しているような感じになります。
mrgaritaさまの記事で長崎の実家を思い出しました。
わたくし最近は中中帰省できませんけどね。 AKIRA
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長崎はいい所ですね。
わたしもはじめて爆竹の鳴り響く中、精霊舟をかついだときはこんな祭りが日本にあったのかと驚きを隠せませんでした。そして長崎が好きになりました。爆竹も大好きです;)
わたしの親戚は精霊舟の手作りにこだわり、一からみんなで作ったのでいい思い出にもなりました。
実家は長崎市内の坂の上にあり、坂を降りると歩いて中華街に行くことができます。
一度家族でゆっくりと旅行したい場所です。
mrgarita